ブログのカテゴリーは何個まで?最初の15記事で増やしすぎない分け方

※この記事は、MIMORI LABの初期記事設計と、Google公式のサイト構造に関する案内をもとにした整理メモです。「カテゴリーは何個ならSEOに強い」という正解を示すものではありません。サイトの目的、扱うテーマ、今ある記事数によって適した分け方は変わります。

ブログを作り始めると、記事を書く前にカテゴリーで止まることがあります。

「SEO」「ブログ運営」「WordPress」「副業」「集客」「実験記録」……。

思いつくテーマを全部メニューに並べると、それっぽいサイトには見える。

でも、各カテゴリーを開くと記事が1本だけ。ひどいとまだ0本。

それなら、最初から大きく分けたほうがいいのかな。けれど、まとめすぎると今度は「その他」みたいな箱が育っていく。

私もMIMORI LABを作るとき、記事そのものより先に棚を増やしかけました。

Pinterestの話、noteの話、SEOの話、SNSの話。どれも少しずつ違うので、別の棚が欲しくなる。

ただ、公開直後の小さなブログに必要なのは、立派な分類図ではありません。

読者が「次にどの話を読めばいいか」を迷わず選べて、書く側も似た記事を増やしすぎない程度の棚だと思います。

この記事では、最初の15記事を目安に、カテゴリーを増やしすぎずに始める考え方を整理します。

目次

結論|最初は「3〜5個の大きな棚」で足りることが多い

カテゴリーに、Google検索向けの魔法の個数はありません。

Googleは、サイトを論理的に整理すると、ユーザーと検索エンジンがページ同士の関係を理解しやすくなると案内しています。一方で、構造が完璧でなければ検索エンジンが理解できない、という話でもありません。

だから私は、最初の15記事なら、3〜5個の大きなカテゴリーから始めて、必要が見えてから増やすくらいが扱いやすいと思っています。

これはSEOの必勝法ではなく、運用のための仮ルールです。

記事数の目安カテゴリーの考え方やらないこと
1〜5記事まずは2〜4個の大きな棚を仮置きする記事1本ごとに新しい棚を作る
6〜15記事同じ棚に3本ほど集まり始めたテーマを確認する似た記事を別カテゴリーへ逃がす
16記事以降読者が別の目的で探すテーマだけを独立させるカテゴリー名だけ増やして内容を増やした気になる

カテゴリーが2個でも、読者が迷わず記事を探せるなら問題ありません。

反対に10個あっても、どれも記事が1本ずつなら、入口を増やしただけで選びやすくなっていないことがあります。

カテゴリーは「記事の種類」ではなく、読者が探す棚にする

カテゴリーを分けるとき、私はまずこの質問を置きます。

このカテゴリーを開いた人は、どんな悩みを続けて読みたいんだろう?

たとえば、「比較記事」「体験談」「手順記事」は記事の書き方の種類です。

同じ読者が、同じテーマを比べたい・手順を知りたい・実験記録を読みたい場合もあります。

一方で、「Pinterestでブログへ人を呼ぶ」「有料noteの導線を考える」「SNSの交流負担を減らす」は、読者が探している目的が違います。

こちらは棚として分けやすい。

分けやすい軸例なぜ棚にしやすいか
読者の目的Pinterestで記事を見つけてもらう/有料noteへつなぐ次に読みたい記事が近くなりやすい
継続するテーマ小型ブログのSEO実験/SNS疲れと媒体選び今後も同じ話題の記事が増える予定がある
サイト内での役割実験記録/ガイド・比較読者が「記録を読みたい」「手順を知りたい」で分けられる場合だけ

逆に、次のようなものは最初からカテゴリーにしなくても大丈夫です。

迷いやすい名前最初に考えたい置き場所
2026年9月日付アーカイブ。読者が月ごとに探す理由がなければ、メニューへ出さない
#初心者向けタグ、記事冒頭の対象者表記、または記事内の案内
比較記事記事タイプとして管理表に残す。読者のテーマが同じなら同じカテゴリーへ
ConoHa WING個別サービスの記事が十分に増えるまではタグや記事内リンク
連載名連載一覧ページ、タグ、子カテゴリー。シリーズが続くかを見てから決める

カテゴリーは、書く側の「この記事はこういう型です」というメモではなく、読者が次の一歩を選ぶための案内板です。

WordPressでは、カテゴリーとタグの役割を分けておく

WordPressのカテゴリーは親子を作れる階層型、タグは親子を作らない非階層型です。

どちらも、クリックすると同じ言葉が付いた記事を集めたアーカイブページとして使えます。

技術上は、1記事に複数のカテゴリーを付けられます。

ただ、初期の小さなブログなら「どちらの棚を開いた読者が、いちばん自然に次の記事へ進めるか」で、主なカテゴリーを一つ決めるほうが管理しやすいです。

もう一方の切り口は、必要ならタグ、記事内の関連記事リンク、連載一覧で補う。

これはWordPressの必須ルールではなく、似たアーカイブを増やしすぎず、後から見直しやすくするための私の運用案です。

親子カテゴリーも、最初から作る必要はありません。「実験室」という親を開いた人が、その下にPinterest実験・小型ブログ実験のような別の入口を選ぶ理由が見えてからで大丈夫です。

MIMORI LABなら、最初はこの4つで回せる

MIMORI LABは、SNS交流が苦手な人が、検索・Pinterest・予約投稿・noteなどを使って見つけてもらう導線を試す記録です。

このテーマで最初に棚を作るなら、たとえば次の4つで十分です。

仮のカテゴリー入れる記事入れない記事
SNS疲れと媒体選びリプ周りの負担、SNSを一つに絞る判断、待つ集客の条件WordPressのサーバー比較そのもの
SEO・小型ブログ実験最初の15記事、Search Console、古い無料ブログの記録、ブログ設計有料note単体の価格設計
Pinterest・予約投稿実験20ピンの実験、ピンの作り方、投稿の仕組みづくりPinterestと関係のないSNSの悩み
note販売導線無料noteと有料note、価格テスト、商品ページへつなぐ記事記事単位の検索順位だけを扱う話

ここで大事なのは、記事を無理に四等分することではありません。

たとえば今週はPinterestの記事が続いてもいい。SEOの記事が1本しか増えない月があってもいい。カテゴリーの本数をそろえるために、必要のない記事を作るほうがもったいないです。

この4つでも置き場所に迷う記事が出たら、そのときに初めて考えます。

「どちらの読者が次に読むか」で決められるなら、より近い方へ入れる。

どちらでもないなら、新しいカテゴリーを増やす前に、記事自体のテーマがサイトの目的から離れていないかを見直します。

新しいカテゴリーを作る前の3問

新しいカテゴリーを思いついたら、私は公開前にこの3問を通します。

1|今後、少なくとも3本は書く予定がある?

1本だけの話題なら、カテゴリーではなくタグや連載名で足りることが多いです。

「いずれ増えるかも」ではなく、今すでに書きたい記事を3本並べられるかを見る。

たとえば「AIブログ自動化」という棚を作るなら、実験概要、構築記録、公開後の計測、品質チェック、90日レビューのように、続く記録を置けるか。

3本を仮で置けないなら、今は親カテゴリーの中で育てながら様子を見ます。

2|その3本を読む人は、今ある棚と別の目的を持っている?

記事が3本あっても、読者の目的が同じなら分けないほうが分かりやすい場合があります。

「Search Consoleの見方」「初期データの読み方」「表示回数が出ないときの確認」は、どれもSEO・小型ブログ実験の中で続けて読みやすい。

ここで「Search Console」という独立カテゴリーにすると、読者は検索ツールの説明だけを探す棚なのか、ブログの実験記録まである棚なのか、少し分かりにくくなります。

3|記事同士を内部リンクでつなげられる?

カテゴリーを分けた後に、各記事が孤立するなら、棚の役割を果たせていません。

Googleも、重要なページへ関連ページからリンクし、内部リンクのアンカーテキストをリンク先と関連する簡潔なものにすることを勧めています。

これは「内部リンクを増やせば順位が上がる」という意味ではありません。

読者が、いま読んでいる記事から次の必要な記事へ移動できるようにする。

その結果として、ページ同士の関係も伝わりやすくなる、という順番です。

「カテゴリーが1記事だけ」でも、ペナルティになるわけではない

ここは少し安心していいところです。

カテゴリーに1記事しか入っていないからといって、それだけでGoogleからペナルティを受ける、という公式ルールは見当たりません。

ただ、読者目線では「この棚に何があるの?」となりやすい。

記事が1本しかないカテゴリーを見つけたら、慌てて3本追加するより、次のどちらかを考えます。

状態まずすること
今後も同じテーマの記事を書く親カテゴリーの中に置いたまま、3本ほどたまってから独立させる
その記事だけの話題になりそうタグ、連載名、または記事内の関連記事リンクへ戻す
独立した悩みだが、まだ1本しかないカテゴリーは作ってもよいが、グローバルメニューや目立つ場所には急いで出さない

カテゴリーページを検索向けに薄い説明文で埋めることより、そこから読める記事が本当に近いテーマかを先に見たいです。

Googleのサイトマップ案内でも、重要なページへホームページからリンクをたどって移動できる状態が大切だと説明されています。

小さなサイトでは、カテゴリー数を増やすことより、主要記事がメニューや関連記事からたどれるかを先に確認したいところです。

最初の15記事は、カテゴリー表ではなく「記事のつながり表」で見る

カテゴリーを決めたら、次に作るのは立派なサイトマップではなく、15行くらいの小さな表です。

公開順仮タイトル読者の悩みカテゴリー次に読んでほしい記事
1SNS交流が苦手でも副業集客はできる?交流を減らしても入口を作れるかSNS疲れと媒体選び週3時間で媒体を選ぶ記事
2週3時間ならどの媒体を選ぶ?SEO・Pinterest・SNSで迷うSNS疲れと媒体選びPinterestの実験設計
3Pinterestは最初の20ピンで何を見る?Pinterestを始める前に見る項目を知りたいPinterest・予約投稿実験ピンの型・記事への導線
4Search ConsoleとGA4の違い公開後に何を計測するか知りたいSEO・小型ブログ実験最初の15記事をどう検証するか

この表では、カテゴリーを増やすために記事を並べません。

読者の困りごとが近い記事を並べ、そのあとで「この3本は同じ棚に置くと探しやすい」と決めます。

書いてみると、当初Pinterestの棚に入れるつもりだった記事が、実は「SNSを一つに絞る判断」の続きだった、ということもあります。

それは失敗ではなく、実際の設計が見えてきたということです。

途中で棚を変えても大丈夫。ただし、理由は残す

公開前に決めたカテゴリーが、半年後も正しいとは限りません。

記事が増えると、読者がよく読む入口、書きやすいテーマ、更新しにくいテーマが見えてきます。

Search Consoleで記事ごとの検索クエリが分かり始めることもあります。

だから、カテゴリーを変えること自体は悪くありません。

ただし、思いつきで毎月メニューを作り替えると、既存記事の内部リンクや案内文がずれていきます。

変えるときは、これだけ記録します。

  • 何を、どのカテゴリーからどこへ移したか
  • なぜ移したか
  • カテゴリーURLやメニュー、関連記事への影響があるか
  • 変更日

MIMORI LABでも、実験記録が増えたら「実験室」を親カテゴリーにして、Pinterest・小型ブログ・AIブログのように子カテゴリーを分けるかもしれません。

でも、それは記事が増えて読者が探す理由が見えてからです。

今、棚を作るために記事を増やす必要はありません。

まとめ|カテゴリーは、将来のための空き箱を増やさない

最初の小さなブログでは、カテゴリーを増やしすぎないほうが、記事の役割と内部リンクを見失いにくいと思います。

まずは3〜5個の大きな棚にして、同じ読者が続けて読みそうな記事を集める。

新しい棚を作りたくなったら、次の3つを確認する。

  1. 今後3本以上、具体的に書きたい記事があるか
  2. その記事を読む人は、既存カテゴリーと別の目的を持っているか
  3. 記事同士を内部リンクでつなげられるか

カテゴリー数の正解を探すより、読者が迷わず次の記事を選べるかを見る。

私は当面、MIMORI LABの棚も増やしすぎず、記事がたまってから動かしていこうと思います。

空の棚より、読める記事が3本並んでいる棚のほうが、たぶん安心して開けるので。

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